ナナメの夕暮れを読んでのレビュー

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最近読書をすることが増えてきて今回オードリー若林さんの著書

「ナナメの夕暮れ」

を読んでみたのでそのレビューを書いていこうかなと思います!

そもそもタイトルであるナナメの夕暮れとはどういった意味が込められているのかというと

  • ナナメ=見ている視点のことで正面から物事を捉えようとせず皮肉な目で見てしまう「若林さんはこの見方を斜(はす・しゃ)に構えるということからハスっていると呼んでいます」
  • 夕暮れ=その状況が終わりに近づいていることを表現している

僕は案外ハスっている人って世の中多いような気がするんですが

若林さんはどのようにしてその終わりを迎えようとしたのか

エピソードを交えて若林さんなりの結論や対処法が書かれた本となっています

この本が面白いと感じそうな人

大前提として若林さんは極度の人見知りなのでこのブログを読んでいて私も人見知りだ、

と思っている方は有無を言わず楽しめる本だと思います^ ^

ありきたりではあるんですが人見知りの状況を例えるなら

  • 慣れない人と二人きりの空間が地獄
  • ショップ店員との会話が苦手
  • etc…

他にもネガティブ思考の強い方にもおすすめできる本だと思っています

自身をネイティブ・ネガティブ人間と評している若林さんの視点を覗くことで

もしかすると物事を見る視点に変化が起きてくるかもしれません

僕も根っからのネガティブ人間ですがそのクセに頭の中では生意気な口をきいたり

目の前の不満なんかに対して自分自身とボロクソに会話していたりします

この本にはそういった自分とはどのような人間なのか

よく耳にする「自分探し」とは??といったような内容も描かれています

印象に残った共感エピソードを2つ紹介

ここではこの本を読んで印象に残り、なおかつ生意気にも共感したエピソードを2つ紹介します^ ^

ビブリオバトルのイラスト(コミュニティ型)

①ナナメの殺し方より

高校の文化祭のステージ上で、おちゃらけるクラスの人気者をベランダからナナメに見ていた。

内輪ウケで満足している、レベルの低い奴らだと。

ステージ上で爆笑をかっさらうクラスの人気者を「みっともない」と価値下げして、臆病でステージ上に立てない自分を肯定しようと画作したのである。

【ナナメの夕暮れ】P147“ナナメの殺し方”より引用

クラスに一人や二人は必ずいたであろう、根っからの人気者

その人気者をハスって見ることしかできない僕はそのポジションに行くことができない自分を否定したくはない

ならばその人気者を「みっともない奴らだ」と価値下げすることで自分を肯定させていたんだな、と

このエピソードが気づかせてくれました

社会人になった今でもこのハスった見方を変えられているとは思えませんが、、、(笑)

②お悩み相談より

自信のない人は、失恋すると自分に価値が無いと思い込む。相手と合わなかったんだなと思えず、自分が悪かったと思い込む。その価値を取り戻すために相手を取り戻そうとするが、それは独りよがりなので相手にとっても自分にとってもロクなことはない。

(中略)

想いに苦しめられる時、脳は味方だろうか?

敵だと思う。

【ナナメの夕暮れ】P86“お悩み相談”より引用

自己否定の強い人間ほど自分の脳をうまくコントロールすることができればもっと楽に生きられるのになぁと何度考えたことか

若林さんはそれに対して「自己否定とまともに闘ったところで勝ち目がない」と結論を出しています

自己否定を考える暇を脳に与えるくらいなら没頭できることを見つけてそれらに時間を費やすことでシャットアウトすることが1番有効だと

確かに僕の趣味であるラジオやゴルフ、ゲームをしている時間は他のことを考える間もないくらい没頭しているなと気づいたので

ある程度の趣味の時間を設けることは楽に生きる上で必要な時間なのかもしれないです^ ^

ナナメの夕暮れを読んでの感想

人見知りならではの視点や考えを若林さんなりの結論や対処法までつけてエピソードを交えながら書いてある本なので共感できる人も多いと思うし

読んでいて自分ではまとまりがつかなかった思いが言葉として入ってくる分スッキリとした気分にさせてくれます^ ^

とは言え、僕は若林さんとは違う人間だしこれを読めば人生変わります!!なんて大袈裟なことはこのブログを見ている人には言えませんが

読む前よりは少し夕暮れに近づけた気がするのでナナメの世界に住んでいる人はもし興味が湧いているようであればぜひ読んでみてください^ ^

じゃまた〜

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